SWELL×コノハウィングでGoogleアナリティクス（GA4）・サーチコンソールの紐付け方とその見方

「アクセス解析って難しそう」「設定方法が分からず放置している」――そんなお悩みはありませんか？
WordPressでサイトを立ち上げたばかりの方や、SWELL×コノハウィングの組み合わせで運用を始めた方にとって、Googleアナリティクス（GA4）とサーチコンソールの設定は避けて通れない重要ステップです。

本記事では、初心者でも迷わず進められるよう、SEO SIMPLE PACK（プラグイン）を活用したGA4の連携方法と、コノハウィングでのサーチコンソール設定手順を丁寧に解説します。加えて、最低限見るべき解析項目も押さえており、この記事を読めば「正しい設定と活用の第一歩」が踏み出せます。

SWELL×コノハウィングのアクセス解析で知っておくべきこと

WordPressでのサイト運営を始めたばかりの方にとって、「アクセス解析の導入」は難しそうに感じるかもしれません。
しかし、SWELLテーマとコノハウィングの組み合わせなら、初心者でもスムーズに設定を進めやすい環境が整っています。

ここでは、なぜこの組み合わせがアクセス解析に適しているのか、また導入のタイミングやメリットについて解説します。

SWELL×コノハはGA4・サーチコンソールと相性が良い

SWELLは、国内開発の高機能WordPressテーマとして知られており、SEO対策や軽量性、使いやすさに定評があります。
一方、コノハウィングはGMOが提供する国産サーバーで、WordPressとの高い互換性と初心者でも扱いやすいUIが特徴です。

この2つを組み合わせることで、Googleアナリティクス（GA4）やサーチコンソールといった解析ツールとの連携も非常にスムーズになります。
特にSWELL開発者が手がける「SEO SIMPLE PACK」というプラグインを活用すれば、GA4のコード埋め込みもプログラム不要で簡単に完了します。

アクセス解析はサイト公開直後に導入すべき理由

サイトを公開した直後からアクセス解析を行うことで、訪問ユーザーの動きや検索状況を最初から記録できます。
後回しにすると、最も重要な初期流入データが抜けてしまい、正しい施策判断ができなくなります。

また、トラブルの早期発見にもつながります。
たとえば「特定のページだけ表示されていない」「アクセスがまったく来ていない」など、問題が発生していても、解析ツールがなければ気づくことができません。
公開＝解析の開始と考えるのがベストです。

国産テーマ×国内サーバーで安定した計測が可能

海外製のテーマやサーバーでは、まれに外部ツールとの連携で不具合が生じることもあります。
しかし、SWELLとコノハウィングはどちらも日本国内の開発・提供で、技術サポートも日本語対応です。
そのため、初心者でも安心して設定でき、データの取得漏れやトラブルも少なく済みます。

特にDNS設定やTXTレコードの設定が必要なサーチコンソールでは、コノハウィングの管理画面が直感的で扱いやすい点もメリットです。

このように、SWELL×コノハウィングは「安心して始められるアクセス解析環境」として非常に優れており、導入前にその利点を理解しておくことで、スムーズなスタートが切れるでしょう。

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Googleアナリティクスとサーチコンソールの基本

アクセス解析を始める上で、まず知っておきたいのが「Googleアナリティクス（GA4）」と「Googleサーチコンソール」の違いと役割です。

この2つはどちらもGoogleが提供している無料の解析ツールですが、得られる情報や使い方が異なります。
それぞれの基本的な機能を理解し、適切に使い分けることが、正確なデータ分析への第一歩です。

Googleアナリティクス（GA4）とは？

Googleアナリティクスは、Webサイトに訪れたユーザーの行動や属性を可視化するツールです。
現在は「GA4（Google アナリティクス 4）」が最新版となっており、従来のUA（ユニバーサルアナリティクス）よりもイベントベースでの分析に対応しています。

GA4では以下のようなことが確認できます。

• ユーザーが「いつ」「どこから」「どのページ」に来たのか
• どのくらいの時間滞在し、どのページを見たか
• スマホかPCか、どんなブラウザを使っているか
• どんなボタンやリンクがクリックされたか（イベント計測）

つまり、GA4はサイト内でのユーザーの動き・行動を把握するためのツールです。
アクセス数だけでなく、「どの導線が機能しているか」「離脱が多いページはどこか」などの分析が可能になります。

Googleサーチコンソールとは？

一方のGoogleサーチコンソール（通称：サチコ）は、Google検索エンジン側から見たサイトの状態を把握するためのツールです。
サイトがきちんとインデックスされているか、どんなキーワードで検索されているかなどを知ることができます。

具体的には以下のような情報が取得できます。

• サイトがGoogle検索結果に表示された回数と、実際にクリックされた回数
• 検索クエリ（＝検索されたキーワード）
• 各ページごとの検索順位
• インデックス登録の状況や、エラー・警告の有無
• モバイル対応やページエクスペリエンスの評価

検索流入を増やすためには、このサーチコンソールの情報を基にSEO施策の検討・改善を行うことが重要です。

2つのツールの違いと活用の組み合わせ

GA4とサーチコンソールは、それぞれ異なる視点のデータを提供します。

・GA4 … ユーザーがサイトに来た「後」の行動を分析
・サーチコンソール … ユーザーが検索でサイトに来る「前」の情報を分析

たとえば、サーチコンソールで「あるキーワードで表示されているのにクリック率が低い」と気づけば、タイトルの改善が必要かもしれません。
GA4で「特定ページの直帰率が高い」とわかれば、内容や導線を見直す必要があるでしょう。

このように、両方のツールを補完的に活用することで、より効果的なサイト運営・改善が可能になります。

導入準備｜Googleアカウントとプロパティの作成手順

Googleアナリティクス（GA4）やサーチコンソールを導入するには、事前に「Googleアカウント」と、それぞれのツールで使用する「プロパティ」を作成する必要があります。
ここでは、SWELLとコノハウィングで構築したWordPressサイトにスムーズに設定を行うための準備手順を解説します。

GA4のプロパティを新規作成する

※この測定IDはあとでSEO SIMPLE PACKの設定画面に入力します。

サーチコンソールにドメインを登録する

Googleアナリティクスとサーチコンソールはいずれも無料で使える強力なツールですが、設定の初期段階でつまずく人も多いポイントです。
特にGA4の「測定ID」と、サーチコンソールの「TXTレコード」はそれぞれ後の設定で必要になる情報なので、必ず控えておくようにしましょう。

GA4の導入｜SEO SIMPLE PACKで簡単連携（SWELL推奨）

Googleアナリティクス（GA4）をWordPressに連携させる際、多くの人がつまずくのが「コードの埋め込み」作業です。

しかし、SWELLユーザーであれば、開発者である了さんが提供する「SEO SIMPLE PACK」という無料プラグインを使うことで、HTMLやJavaScriptの知識がなくても簡単にGA4を導入できます。
ここではその具体的な手順を解説します。

SEO SIMPLE PACKとは？SWELL開発者「了」氏が制作

SEO SIMPLE PACKは、SWELL開発者の了（りょう）さんが制作したWordPress用SEO対策プラグインです。
SWELLとの相性を前提に設計されているため、コードを触ることなくSEOタイトルやディスクリプション、GA4の測定IDの埋め込みなどができます。

特にGA4導入時に必要な「測定IDの埋め込み」は、初心者にとって大きなハードルになりがちですが、SEO SIMPLE PACKでは専用の設定欄にIDを入力するだけで対応可能です。

GA4の測定IDを取得する方法

前章で作成したGA4のプロパティにアクセスし、以下の手順で測定IDを確認できます。

• Googleアナリティクスにログイン
• 左下の「管理」から対象プロパティを選択
• 「データストリーム」→「ウェブ」をクリック
• 表示された画面に「測定ID（例：G-XXXXXXXXXX）」が記載されています

※先ほどの「GA4のプロパティを新規作成する」で取得した測定IDと同じ

このIDをコピーしておきます。これが、WordPressとGA4を接続するカギとなる情報です。

WordPress（SWELL）管理画面で設定する手順

• WordPressの管理画面にログイン
• 「プラグイン」→「新規追加」→「SEO SIMPLE PACK」と検索してインストール・有効化
• 左メニューに「SEO PACK」という項目が表示されるのでクリック
• 「解析コード」タブを選択
• 「Google アナリティクス（GA4）の測定ID」欄に、先ほどのID（G-XXXXXXXXXX）を貼り付け
• ページ下部の「保存」ボタンをクリック

これで設定は完了です。プラグインが自動でIDをheadタグに埋め込んでくれます。

計測状況を確認する方法と注意点

GA4が正常に動作しているかを確認するには、次のいずれかの方法でチェックできます。

• GA4のリアルタイムレポートでアクセスを確認（自分のアクセスが表示されるか）←アクセスが「１」になっていたら成功！
• Chromeの拡張機能「Google Tag Assistant」などでタグの読み込み状況を確認

設定直後は反映に10〜20分かかる場合があります。
また、キャッシュ系プラグインを使っている場合は一度削除・更新してから確認してください。

SEO SIMPLE PACKは、SWELLユーザーにとって非常に心強いツールです。
GA4の導入も、数分の操作で完了するため、WordPress初心者の方にも安心しておすすめできます。

サーチコンソールの導入｜コノハウィングでTXT設定

Googleサーチコンソールを利用するには、まず自分のWebサイトが“あなたの所有物”であることをGoogleに証明する必要があります。

そのために使うのが「TXTレコード」を使った所有権の確認です。
ここでは、SWELL×コノハウィングの環境でサーチコンソールを導入する手順を、DNS設定の操作まで含めて詳しく解説します。

サーチコンソールにドメインプロパティを追加

まずはGoogleサーチコンソールにアクセスし、プロパティ（サイト）を追加します。

• Google Search Console にアクセスし、「プロパティを追加」をクリック
• 「ドメイン」を選択し、サイトのドメイン（例：example.com）を入力
• 表示された「TXTレコード」をコピーしておきます（この後コノハウィングに設定）

※先ほどの「サーチコンソールにドメインを登録する」で取得したTXTレコードと同じ

「ドメイン」プロパティを選ぶことで、wwwあり／なし、http／https すべてのURLを一括で管理できるため、基本的にはこの設定が推奨されます。

TXTレコードの取得とその意味

TXTレコードとは、DNSに記述できる“自由形式のテキストデータ”で、ドメインの所有者確認やセキュリティ認証などに使われます。

Googleサーチコンソールが発行するTXTレコードを指定のDNSに設定することで、Googleが「このドメインは確かにあなたのもの」と判断し、解析が可能になります。

コノハウィングのDNS設定手順

• ConoHa WINGの管理画面にログイン
• 左メニューの「DNS」→該当ドメインを選択
• 「＋DNSレコード追加」ボタンをクリック
• 以下表のように入力して保存
• 数分～数時間待ってから、サーチコンソールの画面に戻って「確認」をクリック
• 「所有権を確認しました」と表示されれば設定完了です

種別	ホスト名	TTL	値（内容）
TXT	@	3600	Googleから発行されたTXTレコード

※反映に最大で24時間ほどかかることもあるため、しばらく時間をおいてから再確認するのがおすすめです。

所有権確認ができないときの対処法

確認に失敗する主な原因には以下のようなものがあります。

• TXTレコードの入力ミス（前後の空白や記号違い）
• DNSの反映がまだ完了していない（特に初回は数時間かかることも）
• 別のサービスでDNS管理をしている（例：ドメインをお名前.comで取得していてDNSがそちらにある場合）

その場合は以下を再チェックしましょう。

• ドメインのDNS管理がコノハウィングに切り替わっているか
• レコードの値が正しくコピペされているか
• TTLの時間設定が極端に短くないか

設定が正しければ、時間経過後に再確認することでほとんどのケースで所有権確認は完了します。

このように、サーチコンソールの導入には一手間必要ですが、検索キーワードや表示回数を確認するためには不可欠なツールです。
コノハウィングのDNS設定はUIもシンプルで扱いやすく、初心者の方でも落ち着いて対応すれば問題なく進められます。

GA4で最低限チェックすべき指標

Googleアナリティクス（GA4）は非常に多機能な解析ツールですが、最初のうちはすべてのメニューを把握する必要はありません。

むしろ、最低限のポイントだけ押さえておくだけで、効果的な改善判断ができるのがGA4の強みです。
ここでは初心者が見るべき代表的な指標と、その活用方法を解説します。

①ユーザー数・セッション・滞在時間の見方

まず最初に注目したいのは「ユーザー数」「セッション数」「平均エンゲージメント時間」の3つです。

• ユーザー数：一定期間内に訪問したユニークユーザーの数。どれだけの人がサイトを訪れているかの指標です。
• セッション数：訪問の回数。1人が複数回来訪すればセッション数は増えます。
• 平均エンゲージメント時間：ユーザーがどのくらいサイト上で能動的に活動していたかの平均時間。UA時代の「平均滞在時間」に近いですが、GA4では“画面のアクティブ時間”が基準です。

これらのデータは、GA4の

・「レポート」＞「集客」＞「概要」
・「レポート」＞「エンゲージメント」＞「概要」

などから簡単に確認できます。
数値が少ない場合は、集客導線やSNS投稿の頻度などを見直すヒントになります。

②ページごとのアクセス数を把握する

どのページがよく見られているかは、

・「レポート」＞「エンゲージメント」＞「ページとスクリーン」

から確認できます。

ここでは以下の情報が見られます。

• 表示回数の多いページ
• ユーザーの平均滞在時間
• 離脱の多いページ

たとえば、特定のページだけ極端に滞在時間が短い、直帰率が高い場合は、コンテンツの質や導線に課題がある可能性があると判断できます。

③参照元（自然検索・SNS・リファラル）の違い

GA4では「どこからユーザーが流入してきたか」を確認できます。
これを「トラフィックソース（参照元）」と呼びます。

• 自然検索（Organic Search）：GoogleやYahooなどの検索からの流入
• 直接アクセス（Direct）：ブックマークやURL直打ち
• リファラル（Referral）：他サイトからのリンク経由
• ソーシャル（Social）：X（旧Twitter）やInstagramなどSNSからの流入

これらは

・「レポート」＞「集客」＞「トラフィック獲得」

から確認できます。

例えば、検索流入が少なければSEO対策を強化、SNSからの流入が多ければハッシュタグや投稿時間の分析が改善のヒントになります。

これらの指標を継続的にチェックすることで、「何がうまくいっていて」「何を改善すべきか」が見えてきます。

すべてを完璧に理解する必要はありません。
まずは“見える化”し、数字でサイト運営を考える習慣をつけることが何より重要です。

サーチコンソールで最低限チェックすべき指標

Googleサーチコンソールは、検索エンジンから自分のサイトがどのように見られているかを知るための必須ツールです。

しかし、初めて使う人にとっては情報量が多く、どこを見ればいいのか迷ってしまいがちです。
ここでは、初心者がまず押さえておくべき基本的な指標と確認ポイントを解説します。

①表示回数・クリック数・平均CTRとは

まず注目すべきは、「表示回数」「クリック数」「CTR（クリック率）」の3つです。
これらはサーチコンソールの「検索パフォーマンス」レポートで確認できます。

• 表示回数：検索結果に自分のサイトのページが表示された回数
• クリック数：実際に検索結果からクリックされた回数
• CTR（クリック率）：表示されたうち、どれだけクリックされたかの割合（クリック数 ÷ 表示回数 × 100）

これらの数値を見ることで、検索には引っかかっているけどクリックされていないページがないかを発見できます。
たとえばCTRが極端に低い場合は、タイトルやディスクリプションを改善する余地があります。

②検索クエリで狙っているキーワードを確認

検索クエリとは、ユーザーがGoogleで実際に入力した「検索キーワード」のことです。
サーチコンソールでは、自分のサイトがどのようなキーワードで表示・クリックされているかを具体的に見ることができます。

「検索パフォーマンス」＞「クエリ」タブをチェックすることで、

• 自然に上位表示されているキーワード
• 想定していなかった流入ワード
• クリックが取れていない“もったいない”キーワード

が見えてきます。
狙いたいキーワードが入っていない場合は、コンテンツの見直しやリライトのきっかけになります。

③ページ別の掲載順位と検索パフォーマンス

「検索パフォーマンス」＞「ページ」タブを開くと、URLごとに検索結果での掲載状況が一覧で表示されます。

ここでは、

• 各ページが検索結果にどれくらい表示されているか
• クリックされた回数
• 平均掲載順位（平均して何位に表示されているか）

を確認できます。
平均順位が20位以内に入っていてクリックが少ない場合は、タイトルの工夫やメタディスクリプションの見直しで改善できることがあります。

また、狙ったキーワードとマッチしているページが上がっているかもチェックしておくとよいでしょう。

④インデックス状況のチェック方法

サーチコンソールには、「インデックス作成」＞「ページ」という項目があり、ここでGoogleに正しく登録されているページと、されていないページの状況を確認できます。

ステータスは以下のように分かれています。

• 有効：問題なくインデックスされているページ
• 除外：意図的または自動的にインデックスから除外されている
• エラー：クロールできない・ページが存在しないなどの問題がある

「エラー」が出ている場合は、該当ページのURLを確認し、404エラーやnoindex設定、robots.txtの制限などが原因になっていないかチェックしましょう。

サーチコンソールは、検索流入に直結する重要な情報が得られるツールです。
最初は「パフォーマンス」と「インデックス」の2つに絞って定期的にチェックすることで、SEOの効果測定や改善の方向性を明確にすることができます。

よくある質問について

アクセス解析ツールの導入や活用においては、「そもそも設定はこれで合っているのか？」「エラーが出たけど原因がわからない」といった疑問がつきものです。
ここでは、SWELL×コノハウィング環境でよくある質問とその解決法を、初心者にもわかりやすく解説します。

SEO SIMPLE PACKは他のテーマでも使える？

はい、SEO SIMPLE PACKはSWELL以外のWordPressテーマでも利用可能です。SWELL開発者が制作しているためSWELLとの親和性は高いですが、一般的なWordPressテーマでも基本的なSEO設定やGA4連携機能はそのまま使えます。

ただし、テーマによってはSEO関連機能やheadタグの構造が独自仕様の場合もあるため、競合・重複設定にならないよう注意が必要です。特にAll in One SEOやYoast SEOなど他のSEOプラグインと併用する際は、機能の重複に気をつけてください。

GA4の数字が表示されないときの確認ポイント

GA4の計測がうまく反映されない場合、以下のような原因が考えられます。

• 測定IDの入力ミス（G-から始まるIDが正しいか）
• SEO SIMPLE PACKの「保存」ボタンを押し忘れている
• キャッシュプラグインやCDNが古い情報を表示している
• GA4の反映に少し時間がかかっている（最大24時間）

確認方法としては、GA4の「リアルタイムレポート」で自分のアクセスが反映されているかチェックするのが一番簡単です。反映されない場合は、ブラウザのキャッシュクリアや、Google Tag Assistantなどの拡張機能を使ってタグが読み込まれているかを確認しましょう。

サーチコンソールで「インデックスエラー」が出た場合の対応方法

「ページのインデックス」で「エラー」や「警告」と表示された場合、以下のような要因が多いです。

• 404（ページが存在しない）
• noindexタグがついている
• robots.txtでブロックされている
• URLが重複しており、正規ページが別にある

まずはエラー内容を確認し、該当のURLにアクセスしてみましょう。問題がある場合は、ページの修正・公開・URLの削除申請などの対応を検討します。

意図的にインデックスさせないページ（例：サンクスページ）であれば問題ありませんが、主要ページで出ている場合は早急な対応が必要です。

サイトマップ送信は必須？いつ・どうやって送ればいい？

サイトマップの送信は必須ではありませんが、SEOの観点では送っておくことが強く推奨されます。Googleに効率よくページをインデックスしてもらうために役立ちます。

WordPressでサイトマップを作るには、以下の方法があります。

• SEO SIMPLE PACKのサイトマップ機能（標準で有効）
• Google XML Sitemapsなどのプラグインを使う方法
• SWELLテーマの機能を使ってサイトマップページを作成（ただしこれはHTMLサイトマップであり、XMLとは異なる）

作成されたXMLサイトマップのURL（例：https://example.com/sitemap.xml）を、サーチコンソールの「サイトマップ」メニューから送信します。新規ページ追加時や構造を大きく変更したときも再送信しておくと安心です。

参考記事はこちら

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SWELLとコノハウィングを使ったWordPressサイトでは、Googleアナリティクス（GA4）とサーチコンソールの導入・活用が、改善への確かな第一歩となります。

本記事では、SEO SIMPLE PACKによるGA4連携、コノハウィングでのDNS設定によるサーチコンソール連携、そして初心者が見るべき基本指標までを一通り解説しました。
アクセス解析の目的は「データを見て改善すること」。
今回ご紹介した設定とポイントを押さえることで、これからのWeb運用がより実りあるものになるはずです。