フリーランスとして活動している方の中には、
「ホームページって必要なのかな?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、フリーランスがホームページを作るメリットやデメリット、制作時のコツについて詳しく解説していきます。
- 開業して、今後自社サイトが必要か悩んでいる
- ポートフォリオサイトを作成するコツを知りたい
フリーランスがホームページを持つメリット
では早速、フリーランスがホームページを持つメリットについて詳しく見ていきましょう。
ポートフォリオになる
フリーランスがホームページを持つことによって、ポートフォリオとして活用できるようになります。
ポートフォリオというのは、実績やサービス内容などを明記した、フリーランスの「メニュー表」のようなものです。
この資料を用意しておくことによって、新規のクライアントからも信頼を得られるようになりますので、効率的に案件を獲得しやすくなります。
集客ツールになる
ホームページを制作し、コンテンツを投下しながら運用していくことによって、集客ツールとしても活用できるようになります。
SEO対策をしっかりと行い、検索上位に表示できれば、自然検索からの流入に期待できるようになりますので、こちらから営業せずとも案件の依頼を受けられる可能性が高くなるのです。
また、SEO対策の効果が出ていなかったとしても、SNSで拡散することによって閲覧数を伸ばせるようになります。
クライアントからの信頼を得やすい
フリーランスへの依頼を検討しているクライアントの中には、
「本当にこの人に任せてもいいのかな」
という疑問、不安を抱えている方もたくさんいます。
ホームページを制作しておくことによって、自分は誰で、どのようなサービスを提供しているのか、どのような実績があるのかをアピールできますので、信頼を獲得しやすくなります。
フリーランスがHPを持つメリット
- ポートフォリオになる
- 集客ツールになる
- クライアントからの信頼を得やすい
フリーランスがホームページを持つデメリット
では次に、フリーランスがホームページを持つデメリットについて詳しく見ていきましょう。
運用に手間がかかる
ホームページというのは、作って終わりではなく、継続的に運用していかなければなりません。
ただ、ホームページの運用には、
- SEO対策
- コンテンツ制作
- 過去記事のリライト
- 配置変更(デザイン変更)
など、様々な業務が必要になりますので、コア業務に割ける時間が少なくなってしまうこともあります。
制作にコストがかかる
ホームページの制作を自分で行う場合、コストは最小限に抑えられます。
ただ、プロに依頼する場合は数万円以上のコストがかかりますので注意が必要です。
こだわりポイントが多い場合などは数十万円単位のコストがかかることもありますので、予算としっかりと相談しておきましょう。
ホームページのクオリティによっては逆効果になることもある
フリーランスとして活動している方の中には、
「とりあえずホームページを作ろう」
と手前弁当で制作をしてしまう方もいますが、ホームページはクオリティが命です。
適当に制作してしまうと、クオリティが低い中途半端なホームページになり、ユーザーからの信頼を失う可能性が高くなりますので注意しましょう。
フリーランスがHPを持つデメリット
- 運用に手間がかかる
- 制作にコストがかかる
- ホームページのクオリティによっては逆効果になることもある
ホームページに最低限盛り込むべき内容
では次に、フリーランスがホームページに最低限盛り込むべき内容をいくつか紹介していきます。
自己紹介
自己紹介ページは、フリーランスのホームページにおける必須要素です。
クライアントは、
- どんな人なのか
- どのようなスキル、知識を持っているのか
を知りたがっているケースが多いため、自己紹介ページについては厚みを持たせる必要があります。
自分の情報を、ストーリーを交えて伝えることができれば、クライアントからも信頼してもらいやすくなりますので、問い合わせや購入にも繋げやすくなります。
実績紹介
ホームページを作る目的が、
- 集客効果の向上
- 売上の拡大
- セルフブランディング
なのであれば、過去実績についても盛り込んでおくことが大切です。
どのような案件を受けたことがあるか、どのような企業と取引しているのか、どのような結果を出せたのかなどを具体的に盛り込むことによって、自分自身のブランディングに繋げられるとともに、クライアントからの信頼も獲得しやすくなります。
その結果、
「この人にお願いしたい」
と思ってもらえるようになるのです。
料金表
自分が提供しているサービス、あるいは商品の料金について記載しておくということも大切です。
料金についてはどの発注者も細かくチェックしているポイントですので、丁寧に記載しておかなければなりません。
この時に大切なのが、
- なぜその価格にしているのか
- その価格で購入すべき理由は何か
を明記することです。
特に、高価格帯のサービスや商品を販売している場合、クライアントからすると、
「高いな・・・」
となってしまいます。
その価格設定にしている理由や、その価格でもお得と言える理由を明記することによって、クライアントに納得してもらいやすくなるのです。
問い合わせ先
ホームページ制作で盲点になりやすいのが、お問い合わせフォームです。
サービス内容がどれだけ魅力的でも、どれだけ信頼できる人物であっても、お問い合わせフォームが無ければクライアントと繋がることはできません。
機会損失という大きなトラブルを避けるためにも、必ずお問い合わせフォームを設置しておきましょう。
お問い合わせフォームでメールアドレスなどの個人情報を取得する際は、その情報の利用方法を明記した「プライバシーポリシー」の設置が必須となりますので、こちらも忘れずに制作しておいてください。
ホームページに最低限盛り込むべき内容
- 自己紹介
- 実績紹介
- 料金表
- 問い合わせ先
フリーランスがホームページを運用する時に意識すべきコツ
では次に、フリーランスがホームページを運用する時に意識すべきコツについて詳しく解説していきます。
独自性を意識する
ネット社会となった現代においては、ホームページが当たり前となっています。
ほとんどの企業がホームページを持っていますし、最近はフリーランスでも自分のホームページを持つ方が増えてきました。
そんな中で、自分のホームページを目立たせるためには、独自性を意識することが大切です。
オリジナリティ溢れるデザインを意識することによって、ユーザーの印象に残るホームページに仕上げられるようになります。
見やすく、わかりやすいデザインを意識する
ホームページの制作を検討している方の中には、独自性を出すべく、奇抜なデザイン、カラフルなデザインにしようと考える方もいます。
ただ、奇抜なデザインやカラフルなデザインというのは、一歩間違えるとユーザーにストレスを与えてしまいます。
そうなれば、ユーザーがコンテンツを最後まで見ることなく離脱してしまいますので、見やすくそして、わかりやすいデザインを意識するようにしましょう。
定期的に更新する
先ほども解説したように、ホームページというのは作って終わりにはできません。
ホームページが持つ効果を引き出すためには、定期的に更新する必要があります。
長らく更新が止まっているホームページは、ユーザーにネガティブなイメージを与えかねませんので、できるだけこまめに情報を更新するようにしましょう。
HPを運用する時に意識すべきコツ
- 独自性を意識する
- 見やすく、わかりやすいデザインを意識する
- 定期的に更新する
ホームページの作り方
フリーランスとして活動している方の中には、
「ホームページを作りたいけど、どうやって作ればいいのかわからない」
と悩んでしまっている方もいるでしょう。
そのような方は、これから紹介する方法の中から自分に合った方法をピックアップして制作に取り掛かってみてください。
専門業者に依頼
ホームページ制作には、専門の知識とスキルが必要です。
とはいえ、中にはこれらの技術を持っていない方もいるでしょう。
そのような方は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
ホームページ制作をメインとしている業者に依頼することによって、目的や用途に合わせたクオリティの高いホームページを作ってもらえるようになります。
ただし、専門業者に依頼する場合、ある程度まとまった費用がかかりますので、費用対効果や予算とのバランスを見ながら検討していくことが大切です。
自作
ホームページ制作に関する知識とスキルがある方は、自分で制作することも可能です。
また、
「シンプルなホームページで良い」
「ブログをホームページ代わりにしたい」
という場合は、WordPressというCMSを使えば誰でも簡単に制作できますので、興味がある方は是非試してみてください。
ホームページ制作サービスを使う
「無料で本格的なホームページを作りたい」
という方には、ホームページ制作サービスの利用がおすすめです。
このサービスは、コーディングなどを行わなくても直感操作でホームページを作れる仕組みとなっていますので、知識やスキルがない方にも最適と言えます。
近年では、無料で使えるサービスも出てきていますので、できるだけコストを抑えたいと考えている方は是非試してみてください。
ただし、ホームページ制作サービスは、コストがかからない分、プロに依頼するのと比べるとクオリティが落ちる傾向にありますので注意しましょう。
クラウドソーシングでの発注
「プロに依頼したいけど、そこまで高額な費用は出せない」
という方には、クラウドソーシングの活用がおすすめです。
クラウドソーシングには、ホームページ制作に精通したフリーランスが多数存在しています。
フリーランスは、専門業者よりも安い料金で請け負っているケースが多いため、コストを抑えながらクオリティの高いホームページを制作できるようになるのです。
HPを作成する方法
- 専門業者に依頼
- 自作
- ホームページ制作サービスを使う
- クラウドソーシングでの発注
まとめ
フリーランスとして本格的に活動していきたいと考えている方、あるいは事業の拡大を行いたいと考えている方は、ホームページを制作するのがおすすめです。
ホームページを持つことによって、セルフブランディングにも繋げられますし、集客や売上の向上に結び付けられます。
ただ、ホームページの制作方法にはいくつかの種類があり、それぞれで特徴が大きく異なりますので、事前に情報収集をしたうえで、自分に合った制作方法を絞り込んでいきましょう。
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