自分でビジネスを行っている方の中には、
「雑務を外注したい」
「自分ではできないことをプロに外注したい」
そう考えている方も多くいるでしょう。
そんな時に便利なのが、クラウドソーシングというサービスです。
この記事では、クラウドソーシングの特徴やクラウドソーシングで業務を発注するメリット、デメリット、それから発注できる主な業務や注意点について詳しく解説していきます。
- 安くサイト制作が可能な外注先を探している人
- クラウドソーシングで発注しようか迷っている人
クラウドソーシングの特徴
クラウドソーシングというのは、
- 業務を発注したい人
- 業務を受注したい人
を繋げるサービスのことを指します。
クラウドワークスやランサーズのように、発注者が募集をかけて、受注者が募集されている案件に提案していくというスタイルのものもあれば、ココナラのように受注者がサービスを出し、発注者が興味のあるサービスを購入するというスタイルのものもあります。
クラウドソーシングには、様々な分野の専門家が多数存在していますので、基本的にはどのような業務でも発注可能です。
クラウドソーシングで業務を発注するメリット
では次に、クラウドソーシングで業務を発注するメリットについて詳しく見ていきましょう。
専門性の高い業務も発注できる
先ほども解説したように、クラウドソーシングには様々な分野の専門家がいますので、専門性の高い業務も発注可能です。
例えば、
- Web制作
- コンサル
- 広告運用
など、特別なスキルや知識、経験が必要な業務も簡単に発注できますので、ビジネスを効率的に加速させられるようになります。
運営が間に入ってくれる
業務の発注を検討している方の中には、
「お金を持ち逃げされるってことはないのかな?」
という不安を抱えている方もいるでしょう。
結論から言ってしまうと、クラウドソーシングを利用すれば持ち逃げをはじめとする、料金トラブルを未然に防げます。
なぜなら、どのクラウドソーシングも基本的には「エスクローサービス」という仮払い制度を採用しているからです。
エスクローサービスは、発注者から支払われた料金を一旦運営が預かり、業務が完了した段階で受注者に支払うという仕組みです。
発注者が承諾及び支払いの手続きをしない限り、運営から受注者に料金が支払われることはありませんので、持ち逃げの心配はありません。
コスト削減に繋がる
クラウドソーシングは、スポットでの発注をメインとしたサービスです。
正社員として従業員を雇うわけではありませんので、人件費の削減にも繋げられます。
必要な時に、必要な人材を雇えるというのは、個人事業主や経営者にとっての大きなメリットと言えるでしょう。
優秀な人材を発掘しやすい
クラウドソーシングと聞いて、
「高度な知識、スキルを持つ人が少ないのでは?」
と考える方もいると思いますが、意外と優秀な人材を発掘しやすいプラットフォームです。
もちろん、中には質の低いクリエイターもいますが、こちらの悩みや課題を上手に引き出し、ニーズに沿った提案をしてくれるクリエイターもたくさんいます。
また、ランサーズやクラウドワークスなどの募集型サービス(発注者が募集をかけるタイプ)を利用することによって、1案件に対して複数のクリエイターから提案を受けられますので、自分に合ったクリエイターを発掘しやすいと言えるのです。
クラウドソーシングで業務を発注するメリット
- 専門性の高い業務も発注できる
- 運営が間に入ってくれる
- コスト削減に繋がる
- 優秀な人材を発掘しやすい
クラウドソーシングで業務を発注するデメリット
では次に、クラウドソーシングで業務を発注するデメリットについて詳しく見ていきましょう。
技術力にばらつきがある
先ほど、クラウドソーシングは優秀なクリエイターを発掘しやすいと解説しました。
これ自体は間違いではないのですが、中には経験が浅いクリエイター、スキルや知識が伴っていないクリエイターもいます。
質の低いクリエイターと優秀なクリエイターが1つのプラットフォーム上で活動していますので、技術力にどうしてもばらつきが出てしまいます。
慎重に依頼するクリエイターを探していかないと、トラブルに発展したり、イメージ通りの仕上がりにならなくなったりしますので注意してください。
社内ノウハウが蓄積しない
クラウドソーシングを活用することによって、自社で行えない専門業務も発注できるようになります。
そうすることによって、人材を新たに雇う手間やコストも削減できますので一石二鳥です。
ただし、クラウドソーシングを利用して、必要な時に必要な人材を募集するというスタイルを取っていると、社内にノウハウが蓄積していかなくなります。
これが、クラウドソーシングを活用する最大のデメリットです。
セキュリティ対策が必要
クラウドソーシングで業務を発注する場合は、セキュリティ対策を徹底的に行う必要があります。
発注する業務によっては、自社の情報やクライアントの情報など、社外秘の情報を提供しなければならないケースもありますよね。
情報管理やセキュリティ対策を徹底しておかないと、依頼したクリエイターが誤って情報を外部に漏らしてしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。
最近は、多くのクラウドソーシングが「機密保持契約機能」を搭載していますので、必ず契約を結んだうえで業務を発注するようにしましょう。
クラウドソーシングで業務を発注するデメリット
- 技術力にばらつきがある
- 社内ノウハウが蓄積しない
- セキュリティ対策が必要
クラウドソーシングで発注できる主な業務
では次に、クラウドソーシングで依頼できる主な業務について詳しく解説していきます。
Web制作業務
クラウドソーシングでは、
- ホームページ制作業務
- Webデザイン業務
- 保守管理業務
など、Web全般に関する業務を依頼できます。
専門の制作会社に依頼するよりも安価な料金で依頼できるケースもありますので、コストを抑えたいと考えている方に最適です。
コンテンツ制作業務
ブログ記事やメルマガ記事、YouTube台本作成などのコンテンツ制作業務も、クラウドソーシングで発注可能です。
クラウドソーシングには、数えきれないほどのWebライターが存在しており、中には低価格で質の高いコンテンツを制作してくれる優秀なWebライターもいますので、利用してみる価値はあると言えるでしょう。
広告関連業務
広告の作成や運用業務についても、クラウドソーシングで発注できます。
こちらも、企業に発注するよりも料金を抑えやすく、尚且つ知識やスキル、経験を積んだプロと出会える可能性が高いと言えますので、
「できるだけ安く広告運用を任せたい」
「広告で使用する動画の作成を依頼したい」
と考えている方は、是非活用してみてください。
イラスト、ロゴ制作業務
イラストやロゴ制作も、クラウドソーシングでは人気の仕事です。
企業のロゴや商品、サービスのイラストなど、様々な業務を発注できます。
ただ、イラストやロゴ制作については、依頼するクリエイターによって金額に大きなばらつきが出ますので、時間をかけてじっくり依頼先を探していかなければなりません。
クラウドソーシングで発注できる主な業務
- Web制作業務
- コンテンツ制作業務
- 広告関連業務
- イラスト、ロゴ制作業務
クラウドソーシングを利用する時の注意点
では最後に、クラウドソーシングを利用する時の注意点について詳しく見ていきましょう。
依頼するクリエイターを慎重に選ぶ
何度も解説しているように、クラウドソーシングで業務を発注する際は、クリエイターを慎重に選ばなければなりません。
中には、驚くほど低単価で引き受けてくれるクリエイターもいますが、スキルや知識が伴っていないケースもあります。
どれだけ価格が安くても、イメージ通りの仕上がりにならなければ意味がありません。
適当に依頼するクリエイターを選んでしまうと、後悔したり、トラブルに発展したりする可能性が高くなりますので注意してください。
各クラウドソーシングサービスの特徴を知る
クラウドソーシングには、
など、様々な種類があります。
それぞれのサービスで特徴やクリエイターの数などが大きく異なりますので、事前にリサーチをしたうえで自分にあったクラウドソーシングを絞り込んでいきましょう。
また、クラウドソーシングには登録制限もありませんし、利用料や登録料もかかりませんので、複数のサービスを試しながら自分に合ったクラウドソーシングを見つけていくというのも1つの方法です。
まとめ
クラウドソーシングで業務を発注することによって、業務の効率化やコスト削減に繋げやすくなります。
ネットで簡単に発注できますので、手間を省きたいと考えている方にも最適です。
もちろんいくつかのデメリットもありますが、それを上回るメリットを得られるサービスとなっていますので、気になる方は是非利用してみてください。
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